横浜大六天道院

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少年の部

少年部の運動

 年令に応じた運動というものが有ります。横浜大六天道院では少年部の修練では多様な運動パータンをこなすことを主眼としています。

 ではどんな動作があるのでしょう。そのように考えるときいろいろな提唱が行われているのですが、著名なものとして以下のような提案があります。

 少林寺拳法は主に二人で技を掛け合い練習します。これはコミニュケーション能力の獲得に繋がるのはもちろん、運動パターンの拡充に大きく役に立ちます。

 少林寺拳法には打つ・組むといった他のスポーツでは難しい動作はもちろんのこと、修練の中に様々な運動を組み込んでいます。また裸足による足裏刺激は身体と脳に良い刺激を与えます。力いっぱいミットを突く・蹴ると動作も貴重です。力を出し切るというのは精神的にも良いのです。

 転んだら手を付ける、転んでも頭を打たないといったことだけではなく、複数の動作が同時に行える、また力の入れ方や、力の通し方といった武道ならではの技術も学んでほしいと考えています。

 いろいろと書きましたが、結局は楽しんでもらうことが大切です。子供が少林寺拳法に行くことを楽しみになる、そのような修練を目指します。

【参考】脳を鍛えるには運動しか無い

少林寺拳法は一番大切なことではない

 少林寺拳法にも大会競技がありますが、その大会は熾烈な競争が行われているわけではありません。少林寺拳法は競技レベルが高いスポーツではありません。ここでいう「競技レベルが高い」とは、トップを目指すのであれば選手の素質以外にも組織的な指導体制・家族のバックアップ・練習設備・資金調達等々が高いレベルで求められる競技のことです。日本で言えば野球や柔道が代表的でしょうか。

 少林寺拳法はアスリートスポーツではなくどちらかというとレクリエーションスポーツです。多くはアマチュアで、少林寺拳法以外にメインとなる社会生活を送っています。アスリートスポーツにはアスリートスポーツの良さもありますが、少林寺拳法や横浜大六天道院が目指しているのはそちらではありません。
 どうして社会人になってから気軽にスポーツを始めることができない人が多いのでしょうか。それは小さい頃からスポーツは全力で取り組まなくてはならない、という観念を強く持ってきたからです。体育の授業がそのように行われてきました。上手にプレイし速く走ることを求められてきました。そのようなスポーツもいいでしょう。しかし必ずしも万人がそれを求めているわけではありません。スポーツでの勝敗や記録が万人の目標というわけではありません。
 子供達に、「運動は楽しいものだ」「身体を動かすことは気持ちのいいことなんだ」という想いを持って大人になってほしい。軽くても継続的な運動習慣そしてこれからもたらされる健康は、人生において学力と同じくらい価値のあることではないか。そのように私は考えています。

  • 競技の勝敗よりも運動を楽しみたい、運動の習慣をつけたいというお子さん
  • 運動が苦い手でも無理なく楽しく継続したいお子さん
  • 運動に感心があるが、アスリートとしてがっつりとまでやらせたいわけではないお子さん
  • 気軽に体を動かせる場がほしいお子さん
  • 基礎的な体力を養成し、その後のスポーツライフの幅を広げてあげたいお子さん
  •  横浜大六天道院の少林寺拳法でもっとも重要視していることは、学業を始めとした社会生活です。その次に少林寺拳法です。少林寺拳法が上手くなることだけを目標とはしていません。

    安全面について

     成長期にある子供たちに対して、健全な成長の妨げになる修練は行いません。例えば関節を逆に捕る、上段(顔面)への殴打などが代表例です。
     特に顔面のへの直接加撃は行わない方針です。道院長笹本の考えでは、顔面への打撃はリスクが大きいのです。近年はサッカーでも若年層のヘディング練習を避けています。少林寺拳法ではボールではなく拳脚が当たるのです。ルールや防具の開発が進んではいますが、首や脳への影響を考えれば不十分だと考えています。
     頭部への衝撃は外傷だけではなく脳機能にも影響があります。また永久歯に生え変わる顎の骨格は大変もろいものです。顔面、上段の練習は格闘の術としてはとても大切なものですが成長期にちゃんと基礎体力・基礎技術を養っておけば、中高生になってから導入しても比較的早く対応できるようになります。
     せっかく一生懸命勉強しているのに、副次的な少林寺拳法ごときで脳みそ揺さぶってるようでは話にならない、というのが道院の考えです。

    その他

  • 横浜大六天道院では、保護者のサポート・お手伝いを日常的にお願いすることはありません。
  • 修練の見学は自由です。途中退出も自由です。
  • 写真撮影も他の拳士の修練の妨げにならない範囲であれば可能です。 お子さんの頑張りの記録となり、モチベーションにも繋がりますので、積極的におすすめします。
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